【大分県大分市 E様邸】
お付き合いのあるお客様から、知り合いのテナントビルの外壁タイルが剥離しており
相談にのって欲しいとのご連絡を頂きました。
現地を確認した所、数枚のタイルが剥離して落下している状況でした。
4階部分でしたので足場を設置し早急に調査を行いました。
足場に上り剥離箇所を確認した所、表面のタイルの剥離の原因は下地のセメント中空押出成形板の
破損でした。
セメント中空押出成形板は防耐火性に優れ、内部に中空層を設けることで施工性を高めた材料で、
ビル等の外壁に多用されてる商材です。経年劣化により破損した様です。
まず、剥離した場所の表面に付着している古いセメントや、浮きかけてるタイルを除去しました。
タイルの貼り付けには弾性接着剤を使用しております。弾性の接着剤は衝撃や振動に強く、
現在の外壁のタイル施工には必ず使用するようになっております。
貼り付けを完了し、ジョイント部分のコーキングを打ち替えました。
今回の工事を通じまして建物のオーナー様と周辺の方々に安心していただける工事に
携わることができました事をうれしく思います。