お付き合いのある業者の紹介で、浴室の改装工事を依頼いただきました。
お客様のご自宅を確認させていただいた時、浴室と洗面所の間の壁が、湿気でかなり痛んでいる状態でした。今までが在来の浴室だったため、タイルの目地から長年にわたり漏水があったものと考えられます。そこで、浴室のやりかえをユニットバス設置の方法で提案させていただいています。
合わせて洗面所のレイアウトも変えたいとの要望がありましたので、タカラのショールームにて打ち合わせをさせていただきました。
ユニットバスは10月に発表されたグランスパに決めて頂きましたが、洗面台が要望に沿う形がありませんでしたので、カウンターを設置し、制作する形の洗面台を提案させていただいております。
既存の浴室を解体し、合わせて洗面台と洗面所の床を撤去しています。
洗面所のレイアウトが変わるため、床下で配管のやりかえを行っています。その際.浴室との間の壁を確認させていただいていますが、大きな腐食もありませんでした。
ユニットバスの設置、通常の場合、設置自体は1日で完了いたします。
洗面所の床、浴室との間の壁を作成しています。
カウンターの設置、お客様と打ち合わせしながら、高さの確認を行い、カウンターと鏡の設置を行っています。カウンターに関しましては、長年使っていただくことを考慮し、メラミン製のカウンターを制作しています。
棚板塗装を行い照明器具、住設機器の設置を行っています。住設機器に関しましては、通常のメーカー品では、ご要望に沿う形の品がなかったため、今回はサンワカンパニーの商品を選定しています。
完成、お客様に要望を聞きながら、一つ一つの棚の高さを決めて制作を行ったため、要望通りの形に仕上げることができました。
洗面台の前の1部分に関しましては、調湿効果のあるエコカラットを設置しています。今回の物件の、ユニットバスはメーカー品のため、ショールームで細かく打ち合わせをすることができましたが、洗面所に関しましては、お客様と随時打ち合わせさせていただきながら、ご要望の形に仕上げています。
どんなに図面や商品のカタログ等で説明しても、現地での確認を行うことの重要性を改めて感じることができることとなりました。コロナの関係でなかなか人と人とのコミュニケーションが取りにくい時代となっていますが、良いものをお客様に提供する上で、ここの部分は避けてはいけない部分だなと改めて感じています。
最終的にはお客様のご要望通りの形で提供でき、担当者としても満足のできる形で完成いたしました。今回の物件に協力いただいた業者の方にはこの場を借りて感謝申し上げます。