【大分県大分市 O様邸】
以前からお付き合いのあるお客様より、家の改装工事のお話を頂きました。ご自宅は店
舗兼用住宅で、店舗の休憩室に使っているスペースを、居室に使いたいとの事でした。
元々の造りが鉄骨造だったので、間仕切りは容易に解体できると判断しました。ベッド
の設置を希望されていたため、洋間として提案しましたが、長年使い慣れた和室が良い
とのことで、急遽和室の増床に変更しました。既存の畳も、床がしっかりしていたの
で、表替えのみで使用させていただきました。
~施工前~
~施工中~
☆解体
鉄骨造の場合スパンが飛ばせるため、中央の間仕切りに構造体が入っている場合が少なく、間仕切りの変更が容易にできます。
☆大工工事
既存の窓等を塞ぎ、畳下地を伸ばす工事をしています。
☆引き込み戸
元々リビングとの間は3枚の引き違い戸でしたが、大きい開口がほしいとのことで、3枚の引き込み戸に変更しています。3枚の扉を完全に引き込んでしまえるため、扉3枚分の開口になります。
☆クロス張り
今回の工事で張り替えています。
~完成~
何も置いてないせいか、かなりお部屋が広く感じます。やはり畳はいいですね。
長年お付き合いさせて頂いているお客様でしたので、今回の工事で既存の扉の調整等も一緒に行い、また年末が近いため、不要な物の処分も一緒にさせて頂きました。
近年、畳や襖の無いご自宅が増えてきています。生活様式が洋風になってきたためと思われますが、日本古来の生活様式も改めて良いなと感じられる物件でした。